キャラクターが成長する要素として、EXP(経験値)とABP(アビリティ・ポイント)がある。
・EXP : 総合的な経験を表わす。レベルの上昇(結果として能力値・HP・MPの上昇)に影響する。
・ABP : アビリティの上昇に関係する値。
いずれも、モンスターを倒したり、ミッションをクリアすることで与えられる。
得られるEXP(経験値)は、モンスターごとに決まっている点数を戦闘に参加したキャラクター数で割ったもの、ミッションクリアによるものはGMが定める。
得られるABP(アビリティ・ポイント)は、モンスター1体につき1ポイント、BOSS指定の敵は5ポイントである。
T.レベルの上昇
EXPの現在値(NOW)は、レベルが上昇するたびにいったんクリアされる。
EXP(NOW)が次のレベルの目標値(NEXT)に達すると、レベル上昇となる。
・EXP(NEXT)は[現在のレベル×10]点。 レベルが上昇した場合、能力値の上昇とHP・MPの上昇の作業をすること。
1.能力値の上昇
D100し、能力値の上昇率以下が出ればその能力値が1点上昇。
上昇率が100%以上の場合、自動的1点に上昇し、その[上昇率―100]%で判定、成功すればもう1点(計2点)上昇する。
また上昇率の判定による能力値の上昇とは別に、好きな能力値を1点上昇させる。
なお、能力値の上限は100である。
2.HP・MPの上昇
ジョブによって決まっているHP上昇値・MP上昇値分上昇。
→ジョブ別初期ステータス
U.アビリティの習得
アビリティは、ABPを消費して習得する。
ジョブ特性として実際には使用可能になっているアビリティであっても、そのアビリティを習得しているわけではない。ABPを消費して習得していなければ、ジョブチェンジをしたり、クリスタルの加護を失った場合、そのアビリティを使用できなくなる。
このジョブ特性アビリティ(*マークがついているもの)は、アビリティ習得に必要なABPの半分のABPで習得が可能である。
ただし、キャラクター作成時と同様。種族によって選択できないジョブのアビリティは習得することができない。
新たなアビリティの習得は、本来はABP獲得にともなう経験の結果や、それを活かしての修行の成果と考えられる。GMが、その背景を満たしていないと考えた場合(例えば、戦闘の最中にまったく新しいアビリティを習得するなど)、そのアビリティの習得は却下される。
また、アビリティ習得の特例として、魔法アビリティ(白魔法・黒魔法・時空魔法・白黒魔法・魔法剣・召喚魔法)は、習得しようとするレベルの魔法アビリティ以下の魔法の呪文をすべて習得している場合に限り、そのレベルの魔法アビリティを習得する際の必要ABPを半分にすることができる。この特例は、ジョブ特性の特例と重ねて効果がある(つまり、その魔法アビリティがジョブ特性である場合は1/4になる)。
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