リミット技(選択ルール)

 リミット技は、怒りなどの感情の高ぶりや生命の危機などの外的影響によって使用可能となる特殊な必殺技である。

T.キャラクター作成時

1.リミット対象の決定

「リミット対象」とは、リミット技を使用可能状態にするために必要な、感情や外的影響の対象を表わす。それぞれ、異なる原因によりリミットゲージが上昇し、リミット技を使用可能とすることになる。

  ・怒り/義憤/哀しみ/芸術的喜び/生命の危機/愛/友情/ライバル心から1つを選択する

2.リミット技の決定

 リミット技は、その段階によりLV1〜LV3の三種からなる。これを自由に決定してよい。
 リミット技表から選ぶ(推奨)か、作成ポイントを割り振り自分だけのカスタマイズ技を作成する。

リミット技表
LV1 ・敵単体に3倍ダメージ(後列可 防御無視)
・ランダムの対象に5回攻撃(後列可 防御無視)
・敵単体に防御無視ダメージ+クリティカルで即死
・味方単体のステータス異常完全回復
・味方全員のHPを最大値の50%回復
・味方全員がHP1/10で戦闘不能から回復
LV2 ・敵単体に8倍ダメージ(後列可)
・ランダムの対象に10回攻撃(後列可 防御無視)
・敵全体に5倍のMAXダメージ+ダメージ分のHP回復(防御無視)
・味方全員のHP・MPを完全回復
・敵単体に5倍ダメージ+麻痺+睡眠+沈黙+暗闇
・味方一人のステータス異常完全回復+素早さが倍+回避率が50%上昇
・味方全員がHP全快で戦闘不能から回復+ステータス異常完全回復
LV3 ・武器限定で敵単体に15倍ダメージ(後列可)
・ランダム対象に20回攻撃(防御無視)
・敵全体に10倍のMAXダメージ
・味方全員のHP・MPを完全回復+無敵
・味方全員がHP全快で戦闘不能から回復+ステータス異常完全回復+無敵
・本人のHP・MPを完全回復+ステータス異常完全回復+素早さが倍+回避率が50%上昇+無敵

3.カスタマイズ技の作成

  LV1技は作成ポイント10点、LV2技は作成ポイント20点、LV3技は作成ポイント30点で作成される。

ポイント 内容
「本人」
「味方一人」
「本人以外の味方全員」
「味方全員」
「敵単体」
「敵全体」
−4 「ランダム対象」
「後列可能」
「防御無視」
「通常攻撃」
−2 「武器限定」(特定の武器でしか発動できない)
「特定属性の追加」(任意の属性攻撃となる)
「麻痺の追加効果」
「睡眠の追加効果」
「沈黙の追加効果」
「暗闇の追加効果」
「即死の追加効果」
「素早さを倍にする」
「回避率+50%」
「特定のステータス異常回復」(ゾンビは選択不可能)
「ステータス異常全回復」
「HPを最大値の50%回復」
「HPを全回復」
「MPを最大値の50%回復」
「MPを全回復」
「HP1/10で戦闘不能から回復」
「HP完全回復して戦闘不能から回復」
10 「無敵になる」
「クリティカルで即死」
「攻撃は全てMAXダメージ」
−4 「飛行している相手には無効」
−3 「特定属性耐性を持つ相手には無効」
「ダメージ分のHPを吸収」
「ダメージの半分のMPを吸収」
○×2 「○倍のダメージ」 (○≧2)
○×1.5 「○回連続攻撃」 (○≧2)

 

U.リミット技の使い方

 リミット技が使用できるキャラクターは、リミット対象ごとに定められた用件により、リミットゲージが上昇してゆきます。
 リミットゲージが10点に達した段階でLV1技が使用可能、20点に達した段階でLV2技が使用可能、30点に達した段階でLV3技が使用可能になる。

1.リミットゲージの上昇

 ストーリーモード(通常のロールプレイの最中)にて、該当する用件にあたった場合 : 5点
 戦闘中に該当用件にあたった場合 : 1点

2.リミット技を使用する

 リミット技は、アビリティと同様に扱う。必要なフェイズは0フェイズであり、他の組み合わせる元の行動と同時に行なうことができる。
 リミット技自体は、判定を要せず自動的に成功する。ただし、攻撃の内容を変化させているような場合(ダメージが3倍、など)は、リミット技の効果に関らず、攻撃判定を必要とする。攻撃判定に失敗して、実際的には効果が表れなかった場合も、リミット技は行使されているものとする。
 リミット技を使用した場合、リミットゲージが1点減少する。

3.リミット技の使用制限

 戦闘中のリミットゲージの上下によって、リミット技の使用可否が変化する場合がある。
 リミットゲージの変化は、リミット対象の用件と同時に起こり(例えば、ダメージを受ける、の場合は、ダメージを受けてHPが減少した瞬間にリミットゲージが上昇する)、それと同時にリミット技の使用可否が変化する。
 カウンターなど、フェイズ内で順序が生じて行なわれる行動の場合は、これに準じる。

 

V.リミット技と休憩

 リミット技は、感情の高ぶりや危機的状況に対して反作用的に起こる加護であるため、ゆっくりと休憩を取ることができる状況では、その高ぶりや危機感を維持することができません。
 HPやMPが回復するような休憩を取った場合、リミットゲージは10点減少します。

1.休憩を取らない

 リミットゲージを下げないため、休憩を取らない、という選択を行なうことが可能です。
 ただし、まる一日以上充分な休憩を取らない場合は、体力判定を行ないます。成功すれば何事もありませんが、失敗した場合はその後、充分な休憩を取るまではあらゆる判定の確率が半分になります。

2.瞑想をする

 休憩を取ってしまった場合、その最中に1時間相当の瞑想を行い。これまでの辛く苦しい体験や、喜ばしい体験を再体験することにより、リミットゲージの減少を半分に抑えることができます。
 瞑想を行なう場合、精神で判定します。成功すれば、リミットゲージの減少は半分になります。ただし、失敗した場合はリミットゲージが0になってしまいます。
 なお、もともとリミットゲージが10点以下しかなかった場合、瞑想によるリミットゲージの減少は5点になるのではなく、失われる予定の半分になる(元が8点の場合は4点)。

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